アズベリー大学 リバイバルの現場から【2】現地リポート

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盛岡聖泉キリスト教会 牧師 中野與子

米ケンタッキー州のアズベリー大学で現されたリバイバルの働きが全世界で注目されている。盛岡聖泉キリスト教会の中野與子牧師は現地に赴いて視察され、MIKOE NEWSのためにも直接取材をしていただいた。中野牧師の特別寄稿。今回が2回目。

19人のいつもの礼拝から

 去る2月8日の水曜日、米国ケンタッキー州レキシントン市郊外ウィルモアにあるアズベリー大学のメインチャペルでは、週3回持たれる通常チャペルに生徒たちとゲストスピーカーのザック牧師、職員と合わせてわずか19名の者達が集まり、いつものように賛美と祈りがささげられ、説教者によるメッセージが語られた。
 この時、ザック牧師は説教の後、妻に「今日の説教はうまくいかなかった。駄目だったよ。早く家に帰るとするよ」とメールし、友人にも「最近で一番酷いものだった」とショートメールを送っていた。しかしながら最後の賛美がささげられると、一人の生徒が突如前に出ていき、講壇前にある「恵みの座」と呼ばれる祈りの場所でひざまずき、罪が示されたと悔い改めの祈りをし出した。するとさらに複数名の者たちが前に出ていき、心を注ぎ出し、涙を流して祈り始めた。残りの者たちはその間静かに賛美をささげていたが、それはいつまでもやむことなく続いた。その様子を知った構内の生徒たちはその場に駆け付け、祈りと賛美の輪に加わっていった。
 たまたま友人に会いに学校内のカフェテリアを訪れた、元卒業生で州立大学の修士生となっていた女子学生は、いつもは人がにぎわっている場所に誰もいないのに驚き、友人にテキストメールを送ると、「今メインチャペルが大変なことになっている」「すごい人数が集まり賛美、祈りがずっと続いている」との返事が返ってきた。彼女もそこに急いで駆け付けると、多数の生徒、若者たちが確かに集まり、見たことの無い光景がチャペル内に広がっていた。生徒たちは自分の友人にメールを送ったり、SNSを用いてこの様子を伝えたりし、このチャペルでの出来事を知った人々は町中から「その場に加わりたい」と、押し寄せるように集まって来た。

(続く)