【続報2】アズベリー大学リバイバル現地リポート 中編

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アビー・ラウ氏 アズベリー大学戦略的コミュニケーション学科・学部長に取材

盛岡聖泉キリスト教  中野與子牧師の現地取材

 盛岡聖泉キリスト教会の中野與子牧師がリバイバル(聖霊刷新)が現されているアズベリー大学を訪問し、現地取材した特集記事の第2弾。現地を訪れた人々へのインタビューを紹介する。
 中編では、アズベリー総合大学戦略的コミュニケーション学科・学部長のアビー・ラウ氏から話を聞いた。ラウ氏は、幅広い市場コミュニケーション経験と多様なプロフェッショナルネットワークをアズベリーにもたらすため、2022年1月から新しく教授陣に加わったと紹介されている。大学側代表の一人として、テレビのインタビューにも答えておられた方だ。

御霊の実が満ちあふれた会場

 私は、2月8日水曜日の昼過ぎに自宅から大学へ歩いていた途中だったのですが、その間たくさんのテキストメッセージが送られてきました。「今チャペル行きなさい!」「すごいことが起きている」というものばかりで、もうチャペルの時間は終わっているはずなのに、一体何事かと思いました。さらにメールが次々と届き、明らかに何かが起きている事は分かりましたが、午後も半ばになって学長から学内の全職員に通達がなされ、皆生徒も職員も自由に今チャペルで行われていることに参加しても良いとだけ書かれていました。
 翌朝、木曜日の朝早く、私はチャペルに入っていったのですが、そこには一晩中いたと思われる学生たちが大勢おり、眠ってしまっていた子たちもおり、なお賛美し礼拝を続けていた子たちもいました。静かなピアノの奏楽の中で、驚くような神の平和が満ちており、先生も圧倒されてしまいました。
 それから、再び、午後になって再びやって来ると、さらに多くの学生たちが集まっており、自らの罪を告白し悔い改めていたり、自分の苦しみを分かち合い祈っていたり、ただただ喜びに満たされて笑っている子たちもいたり、その場所には、御霊の実が満ちあふれているような素晴らしい光景が広がっていました。
 そしてその木曜日の夜には、会場が人でいっぱいになっており、地域の人々も集まっているように見受けられました。それからどんどん人々がさらに集まるようになり、人々の群れは大きくなり続けていきました。週末にはおそらく2万人は集まっていたと思われます。小さな場所にそのような人数の人々は収まりきれずに、あふれてしまっていたのですが、さらに全米あちこちから、そして海外からも人々が集まってきていると聞こえてきました。私たちは、一生懸命外部から訪れる方々をお迎えしようとしながら、この神の働きが外へと伝えられ広がり続けていることを知らされながら、心はずっとワクワクし通しでした。私たちは、ただただ素晴らしい神の働きを見させていただいたという感じです。

人々の救いも SNSで働きが世界に拡散

 この神の働きは、まず学生たちの間で共有され、拡散され、メールを送り合うところから、さらにはあらゆるSNSが用いられ知られることとなりました。最初は生徒たちだけが水曜日、木曜日とチャペルにおり、私たち職員は外から見守っていると言う状況でした。大人や指導者がそこに入る必要がないというのは明らかでした。神ご自身がそこに働いておられ、私たちは決して邪魔にはなりたくない、どうぞ神さま、この場をさらに導いてくださいという思いで、介入しないようにしました。
 これまでも、歴史的にアズベリーにおいては、このような動きが起こった事はあり、一番大きく知られているのは1970年のリバイバルです。そのようなわけで、私たちは今回の出来事をリバイバルと呼ぶのに躊躇していました。どこまでこの働きが広がっていくのかどうなっていくのか分からなかったからですが、既に結ばれている実とその広がりを見ますと、今はもう安心してリバイバルと呼んでも良いと思っています。救われてくるたましいもたくさん起こされ、この働きが海外にまで伝わり広がっていることを聞いています。それは1970年のリバイバルの時と同じことが起きており、その実が世界中で結ばれ続けているということで、私たちはリバイバルだと捉え、私たちは興奮しています。
 おそらく海外から人々が集まり出したのは、2週目からだと思います。ブラジルなどを始め、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリアから、基本的に5大陸全てにおいてアズベリーの出来事は知られることとなり、その恵みが広がっているとのことです。
 ソーシャルメディアが用いられることで、その広がり方、スピードが恐るべきものとなっていますが、悪いことにも用いられるソーシャルメディアも、神によって、神の栄光のために大きく用いられ続けているのも事実で、すごいことだと思います。

ともしびを世界へ

 この期間、少ない職員、スタッフメンバーで大勢の人々を受け入れ対応してきて、確かに私たちの肉体は疲れていますが、霊的にはいよいよ燃えてどんどん新しい力を受けて、変えられているのを感じ、喜んでいます。
 先週になって、ウィルモアの役所、警察関係者と大学側で話し合い、これ以上安全は確保できないこと、トイレなどの施設も増やせず、配水管設備も故障し出してきており、物理的にこの小さな街では、これ以上の人々は抱え切れないとの判断が下されました。
 そして、学内の学生たち、それから神が選ばれたZ世代の子どもたちがより多く、この礼拝に参加できるようにするべきこと、そしてもっと外の人々に伝える役割がある人々は、神に導かれ、そのように動いているのを見たりと、それぞれに明確な導きを示してくださいました。ろうそくの火は1本だけで燃えるものではなく、他のたくさんのろうそくの火をともしていくべきであるのと同じで、この火は世界中のろうそくをともし続けていくべきです。
 この働きは私たちが始めたのではなく、神が始められたものです。私たちにその働きを止めさせる力や、権限はありません。ただこの主の働きが世界に伝えられ続けていくように、私たちの学生たちも用いられていくように祈っています。私たちはそのお手伝いをさせていただいているだけで、またその始まりに過ぎないと思っています。

神が必要なものを備えてくださった

(中野與子牧師からラウ氏に質問)―どのように、これだけ組織だった形でこれほど多くの人々を受け入れることができたのですか?

ラウ氏
 私たちには、組織系統といったものは、存在せず、冗談半分で言っていますが、リバイバルが起こった際のハンドブック、手引きなどは存在しません。時間から時間で動く中で、多くの祈りをささげ、また祈られ、その中で多くの人々が親切に食料を持ち運んで寄付してくれたり、ボランティアとして手伝ってくれたり、多くの祈りとともに大変な労をなしてくださる方々が現われ、支えていただきました。一生懸命人々をお迎えし、おもてなしをなし、結果的には見事に組織的な体制が取られることとなりました。しかもものすごい短期間で(笑)。
 この街には食料品店も少なく、ホテルも何もないところです。そこであらゆる人々が進んで出てきてくださり、企業も食品などを寄付してくださるようになり、暖房施設や傘などを持ってきてくださり、ある日にはとても寒くて、外で人々が凍えながら待っていた時、どなたかが大きなヒーターを持ってきてくださり、人々が温まるようにしてくださいました。神さまご自身がすべて必要なものを備えてくださったのです。

さらなるリバイバルの備えのために

 とにかく、これは神が始められ導いてくださった働きで、この大学1カ所に留められるべきものではありません。
 今後の(主のさらなるリバイバルの働きための備えという点での)アドバイスとしては、まず祈りは不可欠で、また若者たちが自分たちで祈り決めて動いていく余地を与えていくこと、特にZ世代の若者たちを選ばれた神のみこころ、ご計画を捉え、彼らからも学ぶことがあることを認め、彼らが自由に神を礼拝する時間とスペースを与えること、それを邪魔しないようにすること、今回も彼らが何か派手なことや特殊なことをやろうとしたのではなく、確かに神の霊に導かれて彼らは動いており、私たち大人は彼らのために祈り、教えるべき事は教え、指導し、彼らがこれから持つであろう多くの疑問にも答えていくため、教会が彼らにとって安心して来られる場所となり、これから襲いかかってくるであろうさまざまな困難にも共に直面してくれるものとなり、共に心から主を礼拝することができる場所となっていけるよう、心して備え立っていくことが求められてくるかと思います。
 ここだけでなく、若者の世代においても、世界中どこにおいても直面している問題は多々あり、人々は神の救いと助けを求めており、そういった求めにも教会はこれからいよいよ対応していかなければならないことは明らかでしょう。