【特集】白馬スネルゴイキャンプ2023 聖会メッセージ紹介③

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3月1日早天聖会
終わりの大収穫に向けて賜物の働きを

 白馬スネルゴイキャンプが2月28日~3月2日、ホテルグリーンプラザ白馬で行われている。キャンプ中の聖会などでのメッセージを紹介する。3回目は3月1日早天聖会について取り上げる。

会衆賛美、預言の後、ホライズンコミュニオンチャペルの松澤勇志牧師が証しに立ち、教会の働きなどについて近況を語った。
その後、フィベ太田牧師、テモテ小林牧師、パウロ森牧師がショートメッセージを取り次いだ。

フィベ太田牧師 ローマ人への手紙15章13節

 終末の時代は迫害や殉教が伴う時代となるが、神にある希望があるならば私たちはそれを乗り越えていくことができる。
 喜び、平安、希望は神から来るものであり、私たちは信仰によってそれに満たされることを覚えていただきたい。
 かつて私は律法的なクリスチャンで家族にもつまずきを与えていたが、祈祷院で祈った際に聖霊に満たされ、喜びで満たされた。その様子を見ていた家族にも聖霊が働かれ、神のわざが現された。
 私たちが聖霊によって喜びと希望と平安に満たされる時、神の働きが始まるのであり、リバイバルの時、主がそれをなしてくださる。

テモテ小林牧師 ルカの福音書15章8、9節

 2022年11月のイスラエルチームでは、メンバー全員の預けた荷物が到着しないという出来事が起きたが、感謝、賛美する中でそれがすべて戻ってきた。私もチーム帰国後、家と車のカギをなくしてしまったが、次の日の礼拝前に戻ってきた。
 個人的には、これからの歩みの中で、なくしたものを神さまが戻してくださる、回復させてくださる時になるのではないかと期待している。健康、信用、地位、立場、そして失われた魂などだ。
 白馬スネルゴイキャンプでは、神さまはカリスマの働きを戻してくださろうとしている。リバイバルの本格的な働きへ、共に学び用いていきたい。

パウロ森牧師 使徒の働き6章15節

 私たちにはいろいろな顔、そして表情がある。初代教会の最初の殉教者となったステパノについて、聖書では「御使い顔のように輝いていた」と書かれている。
 ステパノは「信仰と知恵に満ちた人」とあり、その名前は「冠」という意味でもある。
 キリストは恵みとまことに満ちた方であり、その方は教会に満ちておられる。私たちが教会を土台としつつ、主と共に歩み、主の召しに向かって進んでいく時、神様が私たちの顔をも輝かせてくださる。

後半賛美、預言の後、イザヤ木原真牧師がコリント人への手紙第一14章1節からメッセージを取り次いだ。

 この箇所のみことばは、白馬スネルゴイキャンプの中心テーマと言えるみことばでもある。「愛と御霊の賜物、特に預言」をともに求めるように勧めており、これらはどちらかを求めるのではなく、セットで捉えるべきことだ。そして、ここで書かれた「愛」とは直前の13章に登場する「神の愛、アガぺの愛」で、本来は動詞であり、「神の愛で愛することを求め、追及する」ことを意味している。
 当然、それは私たちの肉にはできないことであり、内住する聖霊によってできること、聖霊の導きに従う時にできることだ。
 また、神の愛は抽象的ではなく、病をいやし、空腹を満たすなど、実際的、現実的なものだ。御霊に満たされる時、御霊の実である愛が現されてくる。同時に、御霊に満たされる時、御霊の賜物も現わされてくる。そして、主に聞き従うことを追い求めていくなら、神の愛が現されてくることになる。
 そして、聖書とともに吟味された預言は確かに神のことばであり、今必要な神のことばを、神さまは預言を通して与えてくださる。そして、サタンの支配を打ち砕いてくださる。
 神のことばを信じ、カリスマを用いていく時、終わりの時代の大収穫を主がなしてくださることを覚え、賜物の働きを徹底して用いていただきたい。