シリーズ 感謝することで起きた奇跡の証し10

2396

あるファストフードで働くクリスチャンの記録

異例! 牧師をしながら店長に

み声新聞で過去に掲載された連載をリニューアルし、MIKOE NEWSで紹介します。筆者が某ファストフード店で仕事をする中、聖書の教え「すべての事について、感謝しなさい」(テサロニケ人への手紙第一5章18節)を文字通り実践し、その中で現された驚くべき奇跡の体験談を取り上げます。この実話に触れる時、聖書の約束の確かさに、きっと感動するでしょう。

香港での表彰式

 私は某ファストフードで働いていますが、先日表彰式があり、招待を受け出席しました。場所は香港。4泊5日の旅でした。
 なぜ表彰されたのかと言いますと、昨年度の売り上げが前年比を大幅に超え、クレーム数が大幅に減り、辞職率が減ったため、本部から招待状が届き、店長である私が香港で表彰されることになったのです。
 これだけ聞くと一見、私がすごい人のように聞こえますが、まったくそうではありません。私はこの事を、感謝と賛美を実践することを通して体験したのです。

最悪の状況に

 今から2年前、私は今とは違う店舗で働いていましたが、会社の指示を受け、今の店舗に指導係として来ました。そのお店は売り上げが極端に低く、辞職率も高いので、改善をするために私が選ばれたのです。
 しかし、その時はまだ私はただのアルバイトで、店長でも何でもなかったので、昔からそのお店にいる人たちには陰でいろいろ言われ、無視され、いじめに近い事をされました。
 別の店舗のいちアルバイトが何をしに来たんだと言わんばかりに、あいさつしても無視されたり、商品オーダーを通しても無視したり、業務の指示を出しても通らなかったりと、散々でした。
 揚げ句の果てには大きな声で分かるように、私の悪口を言うようになりました。その状況が約3、4カ月続きました。その結果、お店の雰囲気は最悪で、クレームは増え、ますます売り上げが下がりました。
 私は神さまに感謝し、賛美をしました。この最悪な状況の、全ての事について感謝しました。

職場の人間関係

 どうしようもない悔しさや悲しさの全てを、私は神さまにぶつけました。すると、神さまは不思議な事をなされました。
 最も反発していた人が、最もつらい時に助けてくださるようになり、周りの人が見る見るうちに変えられていき、気付いたら従業員みんなが私のことを助けてくれるようになったのです。まさに奇跡でした!!

業績は最下位

 ところがもう一つ、最悪な点がありました。それは一向に売り上げが上がらず、相変わらず最下位のままでした。
 それならと、新しいセットメニューを作ったり、店舗限定サービスをしたりと、私なりに考えて必死に頑張りました。しかし結果はついていかず、売り上げは最下位のまま月日は過ぎていきました。
 私がヘルプに行って4カ月が過ぎたころ、また事件が起こりました。
 それはクレーム件数が元々少ない店舗だったのですが、クレーム件数が会社の中で断トツの1位になってしまったのです。それが2カ月続きました。
 それだけではなく、本部のチェックが半年に1回入るのですが、過去最低の点数を取り、不合格に。事態は最悪でした。
 私がヘルプに行ってお店が良くなるどころか、売り上げもクレームも本部のチェックも最悪で悪くなる一方でした。さすがに、会社の上司から呼び出しがあり、どういう事かと怒られました。
 そこでハッとさせられました。聖書には「彼(神さま)に信頼するものは、失望させられることがない」(ローマ人への手紙10章11節)とあります。
 「しまった! 神さまに頼っていなかった」。自分の力で何とかしようとしていたことに気付かされました。

起こり始めた変化

 神さまにより頼んでいなかったことに気付かされ、悔い改め、感謝をして、神さまに真剣に祈り求めました。
 するとある変化が起こりました。それまで2カ月続いていたクレーム件数が一気に無くなり、ゼロになりました。
 上司が「どうやったんだ?」と聞かれたので、「神さまに祈りました」と答えました。以前から神さまのことを話していたので、「そうか!」と納得されました。
 そんな中、急きょ店舗の改装の話が持ち上がりました。昔からある店舗で、老朽化が進んでいたので以前から話はありましたが、ずっと流れていました。しかしここにきて突然、9月の半ばから11月にかけて改装するという事に決定しました。
 その結果、本部のチェック(最悪の点数で不合格)を取り消すという異例の事が起こり、新しく改装してからチェックをするということになりました。
 また、改装するということで、9月は半月だけ営業することになりましたが、その月は、何と、いつもの月の2倍、売り上げを伸ばしました。
 また上司に「お前、何をしたんだ?」と聞かれ、「神さまに祈りました」と答えました。「そうか!」と納得されました。

店長になってくれ

 自分の努力や頑張りで、やった時はまったくうまくいきませんでしたが、神さまに祈り、より頼んだ時、うそみたいに結果がついていきました。
 上司から「11月から新しくなった店舗で店長をしてくれないか」と話がありました。私は「牧師をしているので日曜日は休めないし、海外宣教にも行くので(長期休暇を取るので)無理です」と断りました。
 すると、上司は「日曜日は休んでいいし、海外宣教に行っていい。自分でシフトを調節して休んでいいから店長になってくれ」と言われました。
 その結果、私はファストフード店の店長としては異例の条件で働くことになったのです。

最終回「最優秀店舗にノミネート レッドカーペットへ」はこちら