あるファストフードで働くクリスチャンの記録
第5章 他店舗への応援 祈りの答えが
み声新聞で過去に掲載された連載をリニューアルし、MIKOE NEWSで紹介します。
筆者が某ファストフード店で仕事をする中、聖書の教え「すべての事について、感謝しなさい」(テサロニケ人への手紙第一5章18節)を文字通り実践し、その中で現された、驚くべき奇跡の体験談を取り上げます。
この実話に触れる時、聖書の約束の確かさに、きっと感動するでしょう。
応援で大分の店舗へ
私は宮崎県にある店舗で仕事をしていますが、ある店舗から応援の要請が私に来ました。
そこは大分県佐伯市にある店舗で、「従業員が足りなくて困ってるからヘルプに来てほしい」ということでした。
幸いにも、私の店舗は神さまが祝福してくださっていて、従業員は潤っていましたので、私はそこにヘルプ(助っ人)として行くことにしました。
制服が届かない
ファストフード店なので、制服があって着替えなければなりませんが、いくつか事情があり、制服を持って行っていませんでした。
そういうことで、前日に宮崎の店舗に電話して、佐伯の店舗に郵送してもらうことにしました。
ところがです。待てど暮らせど制服がお店に届かないのです。
ヘルプで来たのに何もできず、ただ時間だけがすぎていきました。
私は何をしに来たのかと自分も思いましたし、おそらく佐伯の店長も思ったことでしょう。
すべてのことを感謝
そこで、私は神さまに感謝しました。
送ったはずの制服がお店にないこと、手伝いにきたのに何もできないこと。焦りながらも、一つ一つ感謝していきました。
そして約2時間後、制服がお店に届きました!
佐伯の店舗は大型ショップの中にある店舗だったことで、私の制服が違うお店に間違って届けられていました。
その事も神さまに感謝しつつ、仕事に就きました。
求人しても人が来ない
勤務を始めて数時間もしないうちに、その店舗の店長が、「どうやったらお店に従業員がそろうのだろうか」と聞いてきました。
また、私が牧師をしているのを知っているので、何で牧師になったのかを聞かれました。
私は幼い時に神さまを体験して、神さまがいることと祈りに答えてくださることを伝えました。
すると、その店長は悲痛な面持ちで「従業員が与えられるように祈ってほしい」と言ってこられました。
今まで、必死にポスターや広告、チラシ、インターネットなどで求人してきたけど、不思議なくらいまったく応募がないと言っていました。
ちなみに、店長含めて全部で4名しかいません。当然お店は回るわけありません。
私は神さまに一言、お祈りしました。
祈ったとたん、応募が
すると数時間もしないうちに電話が鳴りました。アルバイト応募の電話でした。
私も驚きましたが、あまりの出来事に店長がびっくりしていました。
今までずっとアルバイト募集してもまったく来なかったのに、祈った途端に本当に応募が来たことに、興奮しながら喜んでいました。
しかも、欲しい勤務時間帯を希望している人でした。
感謝を通して神さまが与えてくださった、思いもよらない祝福を心から感謝します。
第6章「社内大会で全国優勝」はこちら