あるファストフードで働くクリスチャンの記録
第4章 売れないチキンがあっという間にノルマ完売
み声新聞で過去に掲載された連載をリニューアルし、MIKOE NEWSで紹介します。
筆者が某ファストフード店で仕事をする中、聖書の教え「すべての事について、感謝しなさい」(テサロニケ人への手紙第一5章18節)を文字通り実践し、その中で現された驚くべき奇跡の体験談を取り上げます。
この実話に触れる時、聖書の約束の確かさに、きっと感動するでしょう。
人気がないチキン
私は今、某ファストフードで働いています。
その会社にとってクリスマスは1年で一番忙しい時期で、チキンが飛ぶように売れます。
そんな忙しい時期ですが、その期間限定のスモークチキンも販売しています。
とてもおいしいのですが、1本1360円と高価なこともあり、まったく人気がありません。
毎年、そのチキンにはノルマがあって、昨年は100本売らないといけませんでした。
お客さんにお勧めしたり、店舗の従業員に買ってもらったりと、あらゆる手段を試みるのですが、まったく売れませんでした。
頑張って、何とか80本は売れましたが、残りの20本は自腹で買いました。
ノルマが2倍に
しかし今年は、業績が昨年よりも伸びたため、売れないチキン(スモークチキン)のノルマが倍になってしまいました。
200本売らなければならないのです。
それはさすがに無理だと思いました。
しかし、神さまにとって不可能なことは一つもありません。
私は神さまに祈ることにしました。
「どうか助けてください。売れないチキンが売れますように」と…。
いつもは売れないチキンが
すると不思議な事が起こりました
あちらこちらから、予約が次々に入るのです!
この期間限定のチキンは毎年販売していますが、毎年、売れても10本が限度でした。
しかし、今回は予約だけで100本超えてしまったのです。
さらに従業員の方々も協力してくださり、1人で60本、30本、20本と、あっという間にノルマの200本を完売してしまったのです。
足りなくなったチキン
神さまの祝福はそれだけではありませんでした。
ノルマの200本だけでは足りなくなり、他の店舗で余っている(売れ残りの)チキンを40本もらうことになったのです。
毎年、売り上げの低い店舗だった私の店舗が、他の店舗の助けをする恵みにあずかることができました。
神さまの恵みに感謝します。