ハン・ヨンヘイ宣教師 来日「神が共にある時、常識を超えた事が」

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東京アンテオケ教会の礼拝でメッセージ
5月14日の第2礼拝

 5月14日のTLEA東京アンテオケ教会第2礼拝に、Light of The World International Ministryからハン・ヨンヘイ宣教師とチームの方々が参加し、ハン宣教師がメッセージに立った。その内容を紹介する。

【パウロ秋元牧師から紹介】
 おはようございます。今日はアメリカからハン宣教師とそのチームの方々を来てくださっています。歓迎したいと思います。
 ハン宣教師はロサンゼルスでLight of The World International Ministry(ご主人が代表)の宣教師をしておられるんですね。
 そして音楽家でもあって、フィリピンでは客員指揮者としても奉仕されたという素晴らしい賜物を持っておられるんですが、働きにおいても、日本でいろいろ奉仕してくださったり、あるいは、われわれもロサンゼルスとかあるいは韓国でいろいろな教会を紹介していただいたり、いろいろな助けを受けています。

 それで、私が非常に印象的なのは、長崎に浦上天主堂という有名な教会があるんですね。これは世界遺産になるだろうと思いますし、迫害を受けたキリシタンの象徴の教会でもありますし、また同時に、原爆が落ちた所でもあって、特別な所なんですが、そこでハン宣教師と木原牧師と私がメッセージしたんですね。そのカトリックの教会でプロテスタントがメッセージしたというのは聞いたことがありません。特別な出来事であろうと私は考えております。
 ハン宣教師はそこでメッセージをしてくださって、それとともにもう一つ、非常に印象的だったのが、有名な起業家の方を紹介してくださって、そこに行ったんですけど、そこで金の寿司が出てきたんです。金箔をかぶせたお寿司。それで初めて金のお寿司を食べさせていただきました。ハン宣教師に紹介していただいて連れて行ってもらったわけですけども。
 ハン宣教師が来てくださったのは本当に大きな喜びです。拍手をもって迎えたいと思います。(拍手)

【ハン・ヨンヘイ宣教師】

 皆さま、おはようございます。もう本当にお久しぶりに皆さまとお会いできて、秋元牧師先生とまたお会いできて、とてもうれしいです。最近全然日本語を使ってなくて本当に久しぶりに使ってるんですけども、皆さんとこのように日本語で共有できてとてもうれしいです。

 私たちが今住んでいる時代は、予想できない事柄がたくさん許されていて、そういう時代であるんだなっていうことを気付いています。あともう一つは、サタン(の動き)がとても強くなってるんだなっていうことにもまた気付いてます。でも、前とは比べられないぐらい神さまの力と愛とパワーがクリスチャンと共にしてくださるので、本当に神さまに期待して、それで喜んでいます。神さまにどんどん期待して行きたいなというふうに思っています。

■牢獄から人々を励ましたパウロ

 新約聖書の半分ぐらい以上を書いたパウロの話なんですけれども、ピリピ人の手紙の1章には、パウロの信仰の告白が書いてあります。「私は喜んでいる」ということなんです。「というのはキリストが宣べ伝えられているからです」ということなんです。牢獄の中にいるパウロは常識で考えるとがっかりするような状況だったんですけれども、牢獄の外にいるクリスチャンの人たちに逆に励ましをあげたり勇気を与えたり力を与えたりしているんですね。常識的には牢獄の外にいるクリスチャンたちがパウロにお見舞いというか慰労したり勇気を与えたりするべきなんですけれども、本当にパウロには神さまから与えられた大きな喜びと愛と力があったんだなっていうことに気付くことができます。

 私もボーンアゲイン・クリスチャンになってからここまで来るまでに、神さまから本当に素敵な立派な神さまに仕えるしもべたちを通して霊的な学びを受けました。その学びを受けたいろんなパスター(牧師)たちの中で、私は今日、皆さまと2人の牧師先生たちのお話をちょっとお分ちしたいと思っています。

■批判の中でも力に満ちていたチョー・ヨンギ牧師

 一人はチョー・ヨンギ牧師です。チョー・ヨンギ牧師が1989年ぐらいからとても批判が多くて、クリスチャンの間だけではなくて一般の新聞にも載っていました。というのは不思議な事柄がこの教会で起こってるっていうことなんです。それはいやしが大きく行われていて、どんどんどんどん、いやしが現れてるっていうことなのです。でも批判がとっても大きい時代でした。
 その時にチョー・ヨンギ牧師と30人の祈りのグループが作られたんです。どうして30人かっていうのは私もちょっと分かりません。29人でもなく31人でもなく、ちょうど30人でした。で、その中に私が入りました。そしてとりなしの祈りをしたんです。その30人の方々はチョー・ヨンギ牧師と1カ月に1回あるいは数カ月に1回お会いして、チョー・ヨンギ牧師がメッセージしてくださって、そしてその後、いろいろなお祈りの課題を分かちあって、30人の方とお食事をして、一緒にお祈りをしていました。

 それで私は思いました。こんなに批判をたくさん受けてるので、今回チョー・ヨンギ牧師と会ったら、とてもがっかりしてるんじゃないかなって思いました。そのグループの中で私は一人若い人で後はずっと年配の人たちが30人だったんですけれども、毎回チョー・ヨンギ牧師と会う時に顔を見て、ちょっと何かがっかりしてるんではないのかなと私は思ってたんですけど、チョー・ヨンギ牧師はもっともっと普通よりもギラギラしていて、そしてものすごい力があって、それで私は思いました。これは常識を超えた、私たちの理想を超えた、神さまの愛と力がチョー・ヨンギ牧師と一緒にしてくださるから、これが可能なんだなっていう霊的な学びを受けることができました。

 私たちは毎回集まってお祈りして、またお祈りして、お祈りして、お祈りして、お祈りしている間に、だんだんだんだん神さまはチョー・ヨンギ牧師のミニストリーをもっともっと大きくされて、それであまりにも忙しくなって、2、3年間続いたと思うんですけれども、それからあまりにも忙しくなって、私たちの所に来られなくなりました。私はその時に、本当に状況がどうなっていても神さまとお祈りをして、神さまとくっ付いている時に、このような常識を超えた、理想を超えた事がこのように起こるんだなっていう霊的な学びを受けることができました。

■病と高齢の中、世界最多の教会を開拓したキム牧師

 そしてもう一人のパスターです。この方のお話をちょっとしたいんです。フラー神学校で20世紀と21世紀で一番たくさん宣教の働き・教会を開拓した教団がどこかっていう調査が入りました。そしたらそれが教団ではなくて、一つの教会の一人のパスターによって8000の教会が開拓されたということが分かったんです。そしてその牧師はキム牧師先生で、実は私の親戚のおじさんで、家族です。

 それでその牧師は普通の一般的な教会の長老をしていたんですけれども、40歳ぐらいになった時に、神さまの聖霊さまのバプテスマを受けて、猛烈なバプテスマを受けて聖霊さまに触れました。それで42歳の時に神学校に行って、神さまからビジョンが与えられたのが世界宣教なのです。
 それで宣教に行った時に、私もいつも「一緒に日本に行きましょう」とかいつも話していたんですね。それでどんどんどんどん神さまからビジョンが与えられて、いろんな妨害とかあったんですけども、お祈りして、お祈りして、お祈りして、ビジョンを受けて、神さまのみこころだったらまた世界宣教、世界宣教、世界宣教、行ってました。そして教会がたくさん開拓されたのです。

 それで、ちょうどそういう時にその牧師先生がちょっと重病になったんですね。それでお医者さんから「1年も生きられない。これはもう無理だ」って言われました。そして私の母親はいつも「おじさんが危ないからお祈りしなくてはいけない。今年の末までは生きられない」って私はいつも言われました。
 そしてまた聞きました。「キム先生、どうなったんですか? おじさん、どうなったの?」って聞いたら、そうしたらどこかに行ってまた世界宣教してるっていうんです。そしてその次の年はまた無理だって言われました。また母親が言ってくるんです。「もう今は危ない状況だからお祈りしなくちゃいけない」って言われたんですけども、その後また聞くと、どこかの所に行って世界宣教をしてるんです。その次の年もその次の年もその次の年もこれがリピートして、20年以上このことが続いたのです。そして私はちょうど去年考えました。そのおじさんのキム牧師先生は90歳まで行くんだなって自分で思いました。

 そしてちょうど去年だったんですけども、去年の6月ぐらいに一緒に食事する予定だったんですけども、5月でした。私はサンフランシスコからロサンゼルスに帰って来る道で運転してたんですけども、家族の方から連絡がかかってきました。ちょうど少し前、キム牧師先生が召天されたっていうことなのです。
 そしてその1時間ぐらい後に車を止めて、そしてアメリカの英語のウィキペディア・ディクショナリーにちょっと入ってみました。そしてキム牧師をちょっとサーチしたら、8000の教会だと思ったのが今は9000の教会が開拓されて、世界最大の、宣教師の数ではなくて教会の数が、9000の教会が開拓されたということなのです。強烈な聖霊さまのバプテスマを受けて開拓されていったのです。そして私は思いました。家族から聞いて1時間後なのにウィキペディアってすごく早いんだな、インターネットって、と思ったんですけど、そこにはヒストリーが書いてあって、ロシアに2000の教会、アフリカに600の教会、中国に3000の教会、ベトナムに1000の教会、それとさまざまな地域にまた教会が開拓されたっていうことなのです。

 ああ、これは人間の理想とか常識では説明がもうできません。どうしてこれが可能だったのかな。神さまが共にしてくださる時に、そして神さまのみこころであれば、ビジョンを聞いて、どんなに妨害があっても、常識的に可能でないっていうことも、健康もそうです、ミニストリーもそうです、家庭もそうです、どんなアイディアであったとしても、神さまが共にしてくださる時に、人間の常識ではとても説明できない事柄が神さまの聖霊さまによってこのような事柄が許されているんだなということを私は学びました。

■予測不能な時代でも神の力と愛によって

 私たちが生きている今の時代は予測できないような時代になってます。サタン(の動き)も強くなってるなーっていうのは私は最近とても感じてます。でも、それと比べられない、今までとは違う段階の、神さまの大きな力と愛とパワーが私たちと共にしてくださるので、私は神さまに期待してとてもうれしいですし、楽しいですし、これからの歩みをとても神さまに期待して、うれしいなあと喜んでいます。

 これからも信仰の歩みをして行きますけれども、皆さまと共に共有しながら、このように日本語でまた共有できてうれしいですし、いつも秋元牧師先生からたくさんの愛を受けました。そしてTLCCCの、あ、The Light of Eternal Agape(TLEA)ですよね今は、教会の皆さまからいろんな愛を受けました。本当に心から感謝してます。神さまの愛はとても大きいんだな、強いんだな、そして神さまが共にしてくださる時に、常識を超えたこのような事柄って可能だなってことを私は信じています。
 皆さまとともにこれからもずっと信仰の歩みをして行きたいと思います。本当に感謝しています。ありがとうございます。これで以上です。