シリーズ 感謝することで起きた奇跡の証し9

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あるファストフードで働くクリスチャンの記録

たった一言の祈り

み声新聞で過去に掲載された連載をリニューアルし、MIKOE NEWSで紹介します。筆者が某ファストフード店で仕事をする中、聖書の教え「すべての事について、感謝しなさい」(テサロニケ人への手紙第一5章18節)を文字通り実践し、その中で現された驚くべき奇跡の体験談を取り上げます。この実話に触れる時、聖書の約束の確かさに、きっと感動するでしょう。

寝る間もない日々

 夏休みの時期、私の職場もキャンペーンなど忙しい日が続きました。そんな中、休みの日も返上して出勤という日が続き、その上、欠員を補うため、寝る間もなくなるという状況が続きました。
 体も疲れ果てている中、神さまにこんな祈りをしました。「神さま。この事を感謝します。休みを与えてください」。
 たった一言の祈りでしたが、後日、思いがけない事が起こりました。
 それは本社から取締役が抜き打ちでお店に来たのです。普段であれば、そういう時は決まって店中をパシャパシャと写真を撮り、お店の改善点を指摘されます。

驚くべき形で答えられた祈り

 ところが、その日はなぜだか違って、シフト表を見せるように言われました。取締役がシフト表を見るなり、「連続勤務が続いているので、すぐに休みを取るように」と指示されたのでした。
 取締役のオーダーでしたので、絶対に休めないはずのピーク期間、私は上司の命令で休むことになりました。
 私のたった一言の祈りさえも神さまは忘れず、驚く形で私は休みを頂きました。
 普段は仕事で忙しく、あまり接することのできなかった子どもたちと過ごすことができ、本当に主の御名を賛美しました。

第10章「異例! 牧師をしながら店長に」はこちら