あるファストフードで働くクリスチャンの記録
職場の衛生検査 全ては益に
衛生検査
私が勤めているファストフードの職場に、衛生検査が入ることになりました。
検査は4月中に入る予定でしたが、抜き打ち検査ということで日時までは知らされていませんでした。4月中ということだけは分かっていたので、従業員もいつ検査が来てもいいように、いつもより念入りに掃除をして備えていました。
ところが、待てど暮らせど衛生検査は来ることがなく、5月になってしまいました。
抜き打ち検査
ゴールデンウィークに入り、「こんなに忙しい時には来ないだろう」と気を抜いていました。
ところが、突如として衛生検査の方が店舗に現れました。案の定、いっぱい店内の写真を撮られ、減点項目を10カ所以上指摘されました。
私は検査の時にはお店にはいなかったのですが、失敗してしまったとショックを受けました。
しかし、この事も感謝し、喜ぶことにしました。なぜなら神さまに感謝をささげる時、全ての事が益になることが聖書に書かれているからです。
しかられ、ミーティングに
衛生検査の減点項目が二つあると判定がBになり、四つだとC、六つだとD、八つだとE、10カ所の場合は最低のFとなり、再検査と本社に改善リポートを提出しなければいけません。
10カ所以上引かれたことを聞いていたので、結果が来る前に本社に報告して改善リポートを作成しました。すると上司からおしかりを受け、すぐに衛生検査について、お店で全体ミーティングをするように言われました。
ミーティングでは、今後、お店をきれいに保ち改善していくためには、一人一人がどうすればいいかを話し合いました。
問題が益に変わる
話し合いの内容がまとまり、答えが出たところで、突然話題が変わりました。
「なぜ牧師をしているのか? どんな事をしているのか? 神さまはいるのか? 聖書とは?」と聞かれ、突如として、キリストの事を語る機会が与えられました。しかも、全体ミーティングなので、20名近くの全従業員に福音を伝える機会が与えられました。
まさにGreat Joy(グレイト・ジョイ)!! 喜び感謝する時、神さまが問題も益に変えてくださいました。
しかし、それだけではありませんでした。衛生検査の正式な結果が届き、10カ所以上引かれたはずの減点項目が何と、二つになっており、B判定で合格点を頂きました。
神さまの祝福に感謝します。
第8章「180度の油で大やけど」はこちら