シリーズ 感謝することで起きた奇跡の証し8

1192

あるファストフードで働くクリスチャンの記録

180度の油で大やけど

み声新聞で過去に掲載された連載をリニューアルし、MIKOE NEWSで紹介します。筆者が某ファストフード店で仕事をする中、聖書の教え「すべての事について、感謝しなさい」(テサロニケ人への手紙第一5章18節)を文字通り実践し、その中で現された驚くべき奇跡の体験談を取り上げます。この実話に触れる時、聖書の約束の確かさに、きっと感動するでしょう。

仕事中に大やけど

 クリスチャンの面白さは、何といっても、全てが益になるという事ではないでしょうか?
 どういうことかといいますと、私たちの生活の中では、さまざまな事が許されます。良い事もありますが、その一方で、問題や嫌な事、試練や困難が起こります。そのようなマイナスだと思う全ての出来事が、神さまに感謝する時、全てが祝福に変わるということです。
 私はファストフードで働いていますが、ある日の仕事中に大変な出来事が起こりました。その日は店員が私を含めて2人だけで働いており、私が接客と調理を両方していました。
 そうした状況の中、油の温度を180度で設定していた機械(フライヤー)の隣を掃除していました。掃除する際には油を抜いて、ダスターできれいにするのですが、その時にお客さんが来たので「いらっしゃいませ」と言いながら、よそ見をしてしまい、掃除をしていた手を180度に設定した油に丸ごと突っ込んでしまったのです。

激痛の中で感謝

 ダスターを持っていたため、手がグーの形で入り、「ジュー」と聞きたくない音がしました。
 とっさに手を水で冷やし、氷で冷やしますが、熱さで瞬時に氷は溶けました。やがて激痛を感じるようになり、その痛みに飛び上がりそうでした。もう1人の店員に接客を代わってもらい、神さまに感謝し、祈りました。治るように真剣に祈りました。
 病院に行こうと思いましたが、既に夜も遅く、代わりの人もいなかったので、とにかく冷やし続け、痛みに耐えながら感謝していました。

大やけどがいやされた

 その日は、何とか仕事を終え、帰宅しました。寝ると時も、手がうずき、眠れませんでしたが、気が付くと朝になっていました。
 朝になり、目が覚めた時、私はビックリしました。
 私の経験上、油が飛んでちょっとでもやけどをすると水ぶくれになり、ひどい状態になるはずでした。
 しかし、あれほど痛かったのに、痛みが消え、さらには水ぶくれが一切ないのです。私は本当に驚きました!
 そして神さまのいやしに感謝しました。

職場で救いが与えられた

 職場の人に神さまがいやしてくださった事を伝えました! 当然、驚いていました。1週間、下手したら1カ月は来られないだろうと従業員、皆思ったそうです。
 私の不注意によるけがが、神さまに感謝する時に益となり、職場の方々に証しする機会が与えられました!
 結果、この事を通じて職場の人がイエスさまを信じて救われました。神さまに感謝します。

第9章「たった一言の祈り」はこちら